わかりやすい色彩・色彩心理の入門本を紹介【色彩検定に興味がある人にもおすすめ】

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色彩(色彩心理)に興味があって、関係する本を読んでみたい。でもいきなり専門書はとっつきにくいなあ…

本は探すといっぱいあって、どれにすればいいかわからない

…こんな悩みをお持ちの方向けに、読書感覚で気楽に読めるような色彩の入門本をご紹介します。
どれも、日常の中で色彩を意識して行動してみたくなる本です。

色彩検定の学習をする際にも、色彩の入門本を読んでいて事前に知っていることが多くなると、知識の定着の度合いが全然違います。

その他にも、実際に読んでみて以下のような変化がありました。

  • 苦手だと思っていた色に興味を持つようになった
  • 色の選び方に自信が持てるようになった

どうしてそうなったのかは後ほどご説明します。

まずは本について紹介していきましょう!

目次

色への興味がわいてくる!おすすめ色彩入門本

色の事典

「色の事典」は、色彩の基礎知識が総合的にまとめられた本です。

色彩を活用した具体例も、身近にあるイメージしやすいもの(実際の商品画像等)ばかりですので非常に理解しやすいです。

正直なところ、このクオリティで読み放題でいいの!?と思いました(Kindle・プライム会員限定)

無料のものは内容もそれなりに薄かったりすることが多いのですが、、、
でもこちらの書籍は実務でも十分使えるほどレベルが高いです。

願わくば永久に読み放題であってほしいですね…

実際に読んでみて気づいたのは、色彩検定のほぼ全ての出題範囲について触れられているということです。
(簡単に解説されているのみの内容もありますので、参考書代わりとまではいきませんが)
2級までの内容は確認できています。(マンセル表色系、色の錯視、ファッション、住空間インテリアなど)

メリット・デメリット

読みやすく簡潔にまとまっており、レイアウトが見やすい

参考書っぽさが強く出ておりエンタメ性が少ない
※強いて言うなら…

色彩心理図鑑

「色彩心理図鑑」は、色彩心理に特化した本の中では入門書として最適です。

色彩心理は、色彩検定の出題範囲の一分野です。
この1冊で色彩検定の全体を把握できるわけではありません。

ただ、色彩心理は身近に感じやすく、雑学としても楽しめる分野です。

「色彩の知識を身に付けたいけど、検定の勉強をしようかか迷っている」
このように考えているのであれば、親しみやすい色彩心理の本を読んでみることが、勉強するかどうかの判断材料となり得るかもしれません。

具体的にどんな内容なのか、参考までコンテンツの一部を以下に掲載します。

・色と感情 ストレスを防ぎたいときに取り入れる色(色彩心理効果)

・価格、価値を変える色(色彩心理効果)

・決して使ってはいけない色(色と文化)

・国旗で一番多く使われている色とは?(色と文化)

・「運命の赤い糸」が赤い理由(色の由来)

・黒幕はなぜ黒いのか?(色の由来)

・春、夏、秋、冬、日本の「襲ね(かさね)」色彩文化(単色、配色とイメージ)

書籍紹介文より抜粋

メリット・デメリット

・色彩心理について幅広く網羅されている
・写真・図・イラストが多く、読みやすい

・キャラクターがたくさん出てくる(好みが分かれるかも?)
・何が大事なのか散漫で分かりづらい。即役立てられることは少ない印象

とりあえず読んでみてもっと知りたい部分が出てきたら、その分野に特化した本を探して読んでみてもいいかもしれません。

読書後に役立ったこと

最初の方でもお伝えしましたが、私の場合、実際に読書後に起きた変化は以下のような感じです。

  • 苦手だと思っていた色に興味を持つようになった
  • 色の選び方に自信が持てるようになった

順番に説明していきます。

苦手だと思っていた色に興味を持つようになった

苦手だった色を苦手と受け止めて終わらず、どう活かしていくか考えることができるようになりました。

私はこれまでピンク・だいだい・黄系の色がそんなに好きでもなかったので、そういった色の私物は少なかったです。
ただ、これらの色は幸せ・活力・あたたかさといったポジティブな印象があることを、本を読んで知りました。
(初めて知ったと言うよりは、そういえばそうだなと再認識した感じです)

読書後にこれらの色を生活の中に組み込めないか試してみようと思い、様々な実験をしています。

例えば仕事中に、気が乗らない時や、あまり好きではない作業をする時でも、その色の蛍光ペン等をデスク上など目の前の見えるところに置いて眺めてます。こうするだけで元気・やる気を貰える感じがします。
気分転換法として、周りの人にも気づかれずに実践できます。割とオススメです。

イメージ(マグカップの中のマーカー)
「この色から何を得たいか?」を考えながら眺めるとなお良いです。

また、日常であらゆるものの「色」を意識するようになりました。

一般的に嫌われやすい色(暗く濁った色など)も、視点を変えれば「落ち着きがある」「他の色を引き立てる」等のプラスの面があることを学びました。

色の選び方に自信が持てるようになった

配色において合わない色の組み合わせは無い」「合う・合わないよりも、どんな表現をしたいかで色を決定していく」ということがわかり、非常に印象に残りました。

絵を描く時やファッションなど、配色について「自分はセンスが無いんだ…」と落ちこむこともありましたが、悪い配色が無いことがわかっただけでも以前より自信が持てるようになります。

センスの良し悪しで悩むより、「受け手に伝えたいものを伝えられるか」に集中した方が良さそうです。

まとめ

今回は初心者でも気楽に読める、色彩の入門本をまとめました。

①「色の事典」のポイント
  • 色彩検定の全体的な内容に触れられている
  • アマゾンプライム会員ならKindleで読み放題
  • 分かりやすい説明と豊富な具体例

②「色彩心理図鑑」のポイント
  • 色彩心理に特化した内容
  • キャラクターが多く登場し、とっつきやすい
  • 雑学もたっぷりで夢中になれる

どれも、色に対する意識が変わり、何かアクションを起こしてみたくなるような良書です。

本を読んでおけば、色彩検定の学習をする時も非常に理解が進むようになり、合格に近づきます。
色彩検定を学習するメリットと学習方法をまとめた記事はこちら↓

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