道の駅は、全国に1,209駅あります。(2023年8月現在)
地方別に見ても、1つの地方に100駅以上あるところがほとんどです。
北陸と四国以外は100駅以上!
景品が当たるコースに応募するには、応募期間内にスタンプを集める必要があります。
応募期間は、地方で若干違いはありますが、大体のところで4月〜翌年3月です。
完走賞に応募するには、1年で100駅以上も行かなければならない地方もあるの?大変そう…
大丈夫。平日は仕事している人とかでも、完走できるよ!
居住している地方のスタンプラリーなら、2〜3ヶ月集中すれば制覇できます
以前、地元(東北地方)の道の駅スタンプラリーを制覇しました。
その際にスタンプラリーを短期間で完了するために実施したことをまとめます。
道の駅スタンプラリーの効率の良い巡り方
①ルートの組み立て方を工夫する
近くにある道の駅どうしは同日中に行く
同じ地域内にあるなど、近くにある道の駅は、全て同じ日(期間)に一気に巡るのがコツです。
基本的には営業開始時間が最も早い駅から順に巡ります。
逆に言えば、最も遅くまで開いている駅は最後にするべきです。
ただし各駅間の距離(移動時間)も考慮の上で、順番は調整を。
※24時間押印可能なところもあります。そういった場所は、ルートの最初か最後にあてるのが良いでしょう。
営業日(と営業時間)を事前に調べておく
営業日と押印可能時間は、全てスタンプブックに書いてありますので事前に必ずチェックしておくようにしましょう!
現在は年中無休のところがほとんどですが、年末年始は休みだったり、毎日平日(月〜金)のどれか1日が定休日だったりするところもあります。
冬季(11月〜4月)は閉鎖している場所もありますので特に注意が必要となります。
また、営業はしていても時間が縮小してしまうところも結構多いです。
9〜17時ならどの駅も大体開いてるので、この時間帯で到着できるように日程を組むのが理想ですね。
②混雑しやすい時期(ハイシーズン)・時間帯を避ける
旅行者が多い、土日祝日・お盆・年末年始・春休み期間は避けるか、滞在時間を長めに見積もる必要があります。
もしくは、開店直後か夕方を狙うといいかもしれません。
平日でも、通勤・帰宅ラッシュの時間帯に都市部や幹線道路を通るのはご注意を。
思わぬ渋滞に巻き込まれ、想定以上に時間がかかったり、迂回を余儀無くされたりすることがあります。
また、オープンして間もない新しい道の駅は混雑しやすいです。
休日は駐車場が満車になっていることもしばしば…
③自宅から比較的近いところ(居住県内など)は「何かのついで」に行く
生活圏内にある、いつでも行けるような距離にある道の駅は、遠出する際に一緒に行くのではなく、あえて別の日に行った方が良いです。
「早くコンプリートするなら、行ける所はさっさと行ったほうが良いのでは?」と思う方、
その焦る気持ちは良くわかります。
そりゃ、できるだけ多く行くに越したことはないのです。
しかし、いきなり一日中何百キロもドライブしながら回るのは正直疲れますよ…
あくまで個人的な考えなのですが、
「楽しい」よりも「疲れる・辛い」という気持ちが強くなってしまっては、スタンプラリーの本来の目的から逸れてしまう気がするのです。
せっかく目標達成しても「何をそんなに頑張ってしまったのだろう…?」と疑問が残ることになるかも。。
特に遠くの地域に行く場合は、その地域のスタンプ収集に集中する方が
楽しさも奪われることなく、モチベーションにもつながります。
出張など、別に用事があって遠出する際はチャンス!
ついでに立ち寄ってスタンプゲットすることを、ぜひ考えてみましょう。
目的地に行く途中に道の駅があればラッキーだね!
④カーナビを活用する
効率よく廻るためにはカーナビは必須です。
道の駅は国道や幹線道路沿いにあることが多いので、ルートを事前に確認しておけば、
ナビ無しでも行ける場合も、もちろんあると思います。
しかし、渋滞など、想定外のトラブルに巻き込まれることも有り得ます。
そんな時にナビがあれば、迂回路を検索したり、前もって心の準備をしておいたり(?)など、対応しやすいのです。
慌てず行動できるのは時間的にも心理的にも大きなメリットがあるので、楽しく順調なドライブができるでしょう。
道路は案外頻繁に変わるものなので、ナビの地図はできるだけ最新のものにしておくことを推奨します。
言い換えれば、中古のカーナビを導入する際は地図が古いことが多いため特に注意が必要です。
あと、スマホ・タブレットの地図アプリのナビ機能を使えばいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
確かに、今の地図アプリは凄い!
googlemapなんて無料なのに、問題なく使えますよね。
ただ、ネット環境をどうするか(トンネル内は接続切れやすい)とか、
端末を運転席に設置するためのグッズの調達と設置の手間とか、
バッテリー切れ対策(車のコンセントに繋ぐ)用の設備の導入とか…、
とまあ手間と考えることが増えてしまうので、私はカーナビ一択にしています…。
機材に強い方なら、この辺はどうにかできるのででしょう。うらやま!
(蛇足)車とバイク、どっちを使う?
とにかく時間重視・短期旅行(日帰りか1泊2日くらい)・一人旅でしたら、バイクを所有している人はバイクを使ってみるのもいいかもしれません。
バイクの利点は、次に掲げることが考えられます。
- 渋滞に遭遇しても、車を避けて突破しやすい
- 前を遅い車が走っていても気軽に追い越せる
- 山道や峠越えなど、曲がりくねった細い道が続く時も躊躇なく進める
ただし、荷物をたくさん持ち運べたり、天気や季節に左右されず出かけられたりする点は車の長所です。
雪道は、バイクでは走れないですしね…
【実録】スタンプラリーは何日で制覇できるのか
以上のことを心がけながら、実際に東北地方のスタンプラリーに参加した記録を掲載します。
以下のような個人的条件があります。
- 自宅(出発地)は山形県内
- 有料道路は極力使わない(高速の無料区間は使う)
- 一人旅
- カーナビ有
- 自家用車(軽自動車)を使用
- 1駅の滞在時間は5〜10分程度(見学・食事目的があった施設はこの限りでない)
- 車中泊は原則しない(ビジネスホテル・保養所などに宿泊しました)
- 社会人のため、土日と有給を活用
日別と県別で表にしてみました。
行った日 | 県(カッコ内は駅の数) |
---|---|
3/18 | 宮城県(4) |
4/16 | 宮城県(7) |
6/26 | 山形県(1) |
7/1 | 秋田県(2) |
7/2 | 山形県(3) |
7/14 | 福島県(12) |
7/15 | 福島県(10) |
7/16 | 山形県(1)、福島県(7) |
7/19 | 青森県(7)、秋田県(13) |
7/20 | 青森県(9) |
7/21 | 青森県(11)、岩手県(5) |
7/22 | 岩手県(15) |
7/23 | 岩手県(10)、秋田県(5) |
7/24 | 秋田県(11) |
8/7 | 山形県(2) |
8/8 | 山形県(3) |
8/26 | 宮城県(2)、山形県(8) |
10/8 | 山形県(1) |
県 | 行った日 |
---|---|
青森県 | 7/19~21 |
岩手県 | 7/21~23 |
宮城県 | 3/18, 4/16, 8/26 |
秋田県 | 7/1, 7/19, 7/23~24 |
山形県 | 6/26. 7/2, 7/16. 8/7~8, 8/26, 10/8 |
福島県 | 7/14~16 |
- 参加した2016年当時は、東北地方は全部で150駅でした(2023年10月現在は171駅)
岩手県に被災休業中の1駅がありましたので、実際のスタンプ数は149個です。 - 2016年中に新設された道の駅にも行っていますが、スタンプブック掲載の150駅には含まれておらず、カウントしていません。
- 2016年当時は、スタンプブックは3月には既に販売されてたようなので3月から記録があります(現在は、4月下旬にスタンプブックが販売開始されます)
【結果】18日でコンプリート
日数だけを見ると、全部で18日かかっています。
居住地の山形を除けば、1県につき3〜4日かかる結果に。
出張のついでに立ち寄ったなどの事情で、1日1駅しか行っていないときもあります。
一方、1日の最高記録は20駅。たまたま駅数が多い地域で巡りやすかったのだとは思いますが、それにしても鬼だ…
まとめ
多くの人が実行できそうな手法(土日や有給・連休を活用しながら、何回かに分けてスタンプを貯める)で
道の駅のスタンプを集めていくと、東北地方(2016年)なら18日間で達成できました。
以下4点を実践すれば、効率的にスタンプラリーを進めることができるでしょう。
くれぐれも、焦らず楽しみながら、多くても1日10駅程度を心がけてください!
(クリックすると詳細の項目に戻ることができます)
以上、地方の道の駅スタンプラリーを早く進めていく方法についてお伝えしてきました。
東北地方の道の駅の数は2016年から2023年8月までの間に、150駅→171駅となっております。
10年しないうちに、21駅も増えているのです。
これからも増加していくと思われますので、スタンプラリー制覇は年々難易度が上がっていくとも言えますね^^;
なるべく早く挑戦するに越したことはないでしょうね…